カラコンショップに届く安全性を疑うコール
メーカーやショップには、ほんとうに安全にカラコンを取り扱ってくれているんだろうか?と疑問に思う電話やメールであるようです。カラコンの安全性は販売する側のレンズの品質だけでなく、使う側の正しい装着方法やお手入れ、そしてモラルにかかっています。今回は今は見かけなくなりましたが昔はよくあったとされる とんでもない内容を紹介します。
それでは安全にレンズを装用できないでしょ
●眼が赤くなるようにしたいんだけど、何日つけたら赤くできますか?(それは充血といって眼に悪い状態です)
●爪が長くてとれないんだけどそのままでもいい(いやいや外してください。ネイル等で長い爪の場合は専用のピンセットやグッズを使って取り扱う)
●つけるときに目を閉じてしまってレンズがまぶたにつきます(練習してください)
●化粧品の粉が付いてうっとおしい(メイクする前に装着しましょう)
●レンズつくるとき左右の度数が違うのをつくったんだけど今はどっちでも大丈夫になりました(左右は間違えないように装着してね。保存はケースに「R」と「L」が記載されています。)
●レンズ保存するときに右と左を間違えないように「右」とか「左」ってケースに書いておくと便利だと思う。(保存ケースにかかれている「R」が右で「L」が左という意味です)
●ウラオモテを間違えてつけてしまうんだけど。裏と表が分かりやすいように書いていてほしい(何をどこに?つけるときにフチをよくみると裏表が分かりやすくなり間違えにくくなりますよ。フチが外に反っている場合は裏の可能性が高いです。あとは裏の方がデザインとカラーがぼやけています。)
●友達と一緒に使っています。調子いいです♪(サングラスではありません。絶対にやめてください)
●カラコン買ったんだけど、1枚しか入ってなかった!(1枚入りのモノ、2枚入りのモノがあります。注文時におたしかめください)
●カラコンをケースに入れていたら次の日にパリパリになって使えなくなっていた。(保存ケースはそのままでは使えません。必ず水道水以外の保存液を入れてその中にからカラコンを浸してください)
ナンセンスコールは家電でよくありました。「買ったばかりなのに全く動かない!」というクレーム。サポートセンターが対応すると初歩的な勘違いやユーザー側の操作ミスからくるものでした。「コンセントが入っていない」「水が入っていない」「部品が組み立てられていない」などです。これらはメーカーが対応する以前のものです。ナンセンスな連絡です。ナンセンスを訳すと『意味のないこと。ばかげたこと。つまらないこと。』という意味です。
安全にカラコンを取り扱うには